こんにちは。西野です。
前回紹介したエレベーターの男女という思考実験ですが、
いまいち納得できないので実際に実験してみました。
実験しか勝たん!!
思考実験「エレベーターの男女」とは?
前回記事にも書きましたが、エレベーターの男女の説明をしておきます。
【エレベーターの男女の問い】
エレベーターに2人の人が乗っています。
男性が降りてきて、残っている1名が女性である確率は何%でしょうか。
ただし、男女比は1:1とします。
【答え】
残っている1名が女性である確率は66%です。
詳しい説明は前回記事を見てください。
今回は、その【答え】に納得いってない私が、
実際に実験してみる記事になります。
実験方法
さて本編です。
実験していきます。
とはいえ、エレベーターの前に座って数えるのは大変だし、
人様のご迷惑になってしまいそうなので、
今回は身近なもので代用します。
これを使っていきましょう。
そう。トランプです。
ジョーカーは除外して・・・
52枚の数字のカードを使って実験します。
実験方法は以下の通りです。
① カードをシャッフルする
② ランダムに2枚のカードを裏向きのまま取り出す
③ 2枚のカードのどちらかをランダムに表にし、男女を記録する
④ 残り1枚のカードを表にし、男女を記録する
⑤ ①〜④を100回繰り返す
※黒い柄(スペード・クローバー)のカードは男性、
赤い柄(ハート・ダイヤ)のカードは女性としてカウントしていきます。
実験
実際にやっていきます。
①カードをシャッフルして
②ランダムに2枚のカードを裏向きのまま取り出します。
③取り出した2枚のカードのうち1枚ランダムにひっくり返して、
男女を記録します。
④続いて残り1枚のカードを表にし、男女を記録します。
(上記の場合は男・男ですね)
これを100回繰り返します。
実験結果
・・・地味に1時間くらいかかりました。
さて結果を見ていきましょう。
一枚目にめくったカードを
【男男】【女女】【男女】【女男】のグループに分けると出現回数はこんな結果になりました。
【男男】19回
【女女】33回
【男女】28回
【女男】20回
・・・
・・・これは
・・・
・・・ダメですね。
とりあえず今回の結果を振り返ってみましょう。
エレベーターの一人目が男性の場合は
【男男】19回・・・47回中19回で約40%
【男女】28回・・・47回中28回で約60%
これは悪くありません。
予想通りとはいきませんが、理論上の「二人目が女性の確率が66%」に遠くはありません。
もっと回数を増やせば66%いけるような気がします。
続いて、エレベーターの一人目が女性の場合を見てみます。
同理論で、一人目が女性場合は男性の確率が66%のはずですが・・・
エレベーターの一人目が女性の場合は
【女女】33回・・・53回中33回で約62%
【女男】20回・・・53回中20回で約38%
・・・?
・・・これは?
・・・
・・・
・・・やっぱり、ダメですね。
結論:理論どおりにはいきませんでした
今回の結論。
理論どおりの結果にはなりませんでした。
理論上だと
【男男】6分の1
【男女】3分の1
【女男】3分の1
【女女】6分の1
の割合になる・・・はず・・・
え?
そうですよね?
・・・そうですかね?
考えだしたら混乱してきました。
単純に試行回数を増やせばいいのかな。
そのうちリベンジしたいと思います。
長くなったので、いったん締めましょう。
「エレベーターの男女は本当なのか?実験してみた」でした。
・・・なんか、すっきりしない記事ですね。
まあ、そんな日もあるでしょう。
では。