チェーマン(業界用語で1万円)の意味と由来。チェー万の使い方

言葉・記号

西野です。

業界用語で1万円のことをチェーマン(チェー万)と言います。
同様に5千円はゲーセン(ゲー千)、2万円はデーマン(デー万)、
10万円はチェージューマン。

今回はそんな業界用語、チェーマンの由来や使い方について調べました。

今回のギャラはチェーマンゲーセンでどう?

チェーマン(チェー万)の意味と由来

チェーマン(チェー万)の由来は「音階×ドイツ語」です。
音階(ドレミファソラシド)と、そのドイツ語読みが由来となっています。

以下のようになっています。

数字音階音階のドイツ語読み
1チェー(ツェー)
2デー
3イー
4ファエフ
5ゲー
6アー
7ハー

※記事のタイトルにも使っておいて申し訳ないですが、
1万円はチェーマンではなく「ツェーマン」が正しい発音に近いです。

これにマン(万円)とセン(千円)をくっつけて使います。
チェーマンとかデーマンとかいう具合ですね。

音階は7までですが、8はオクタ、9はナインスと言うそうです。

なんでこんな分かりにくい言葉を使うかというと、誰かに聞かれた時にバレないようにする為だと考えられます。
一種の暗号みたいなものですね。

あなたが給料やお小遣いを人に知られたくないのと同じで、お金の話は知られたくないのが普通です。
でも芸能人は周りに人がいることが多いです。
周りに気を使わずお金の話をするための業界用語なのかもしれません。

わかっちゃう人にはバレバレですけどね。

チェーマンの使い方。よく使うのはチェーマン、ゲーセン。

チェーマンの使い方ですが、こんな感じです。

・テレビ出演のギャラ、チェーマンでどう?
 訳:テレビ出演のギャラ、1万円でどうですか?

・俺の取り分はゲーマン、お前の取り分はエフマン
 訳:俺の取り分は5万円、お前の取り分は4 万円です。

たしかに業界用語を知らない人に会話を聞かれても、意味がわからないですよね。
暗号としての効果はありそうです。

また、特によく使われるのはチェーマンとゲーセンの2つです。
この2つは高額紙幣と対応しています。
一万円札のことをチェーマンと呼び、五千円札のことをゲーセンと呼べば、
他の隠語を知らなくても、ある程度の会話は成り立ちますよね。

チェーマンはどんな業界の人が使うの?

調べたところ音楽関係者と芸能関係者が使うらしいです。
音階が元になっている言葉なので、ミュージシャンや音楽関係者が使っていたのが芸能関係者に広まったのかもしれません。

最初に言い出した人が誰なのかは分かりませんでしたが、一般人に広まったのは
とんねるずがテレビで使っていたのがきっかけという話がたくさんありました。
ザギンとかシースーとかも、とんねるずのイメージありますよね。

以上、「チェーマン(業界用語で1万円)の由来。チェー万の使い方」でした。

ギロッポンでシースー食べたら、デージューもしちゃったよ〜

では。

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